おススメのビジネス本でサラリーマンからビジネスマンへ

「非道に生きる」本書評・感想・要約【まさかのマーケ本】映画好き必見

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ダメリーマンの皆さん、敵を作ってますか?はい、作ってないですよね。周りの顔色を伺って過不足ないように注意しながら人間関係を作ってますよね。それが普通だと思うんです。無駄に敵を作ってもメリットがないし、自分を否定してくる存在がいるのは精神衛生上望ましくありません。

でも、自ら敵を作りまくってモチベーションを上げているオカシイ人間も中にはいるようです。今回ご紹介するのはそんな人、園子温非道に生きる」です。

映画が好きなので軽いノリで手にした一冊だったのですが、スゲー極端な生き方をしてる人でした!浮浪者時代から東京ガガガという活動団体を作ったりとにかく決められた道を外しまくる天才。食べることができないから某宗教団体に所属したり、某思想団体に所属したり、あまりにも非道すぎる生き方はぜひ本書をご確認いただければと。

無名時代、いかに映画をヒットさせるかの手法が記されており、まさかのマーケティング本としても読みごたえのあり!こんな熱量をもって仕事ができているか?熱く仕事ができているか?そう問いかけられているような気になります。今回は、マーケ的な目線で面白かった部分を抜粋してご紹介いたします!


非道に生きる(アイデアインク:園子温

内容紹介(amazonより)

極端だから、人をひきつける。
こんなの映画じゃない。『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『ヒミズ』……性・暴力・震災など現実に切り込む衝撃作で賛否両論を巻き起こし続け、最新作『希望の国』では日本最大のタブー、原発問題に真っ向から挑んだ鬼才映画監督・園子温(その・しおん)。社会の暗部を容赦なく明るみに出す刺激の強すぎる作家が「映画のような」壮絶な人生とともに、極端を貫いて道なき道を生き抜いた先の希望を語る。「これからのアイデア」をコンパクトに提供するブックシリーズ第4弾。画期的なブックデザインはグルーヴィジョンズ 

チラシの内容は場所によって変える!

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もちろん普通にやっていては当たるはずもないので、「自電車吐息」のときに輪をかけて派手に宣伝しました。まず、場所によってまくチラシをまったく変える。筋肉少女帯がライブをする日本武道館周辺では、楳図かずお風に「ぎゃあああ、こんな恐ろしい映画見たことがない!!」という文言とデザインにして配る(まったくそんな内容の映画ではないのですが)。
小劇場で演劇のチラシに混ぜて配るときは、無論、小劇場の匂いがプンプンするデザインにして配る。

頭と足を使って宣伝する!

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マンションの「燃えるゴミ」置き場のバケツのふたの裏側にチラシを貼ったり、電車の壁面の広告(酔っぱらったフリをして)チラシに差し替えたり、本屋で売れている雑誌に勝手にチラシを挟み込んだりと、やりすぎなところはありましたが、自分の映画の認知度を高めるのにはものすごく効果がありました。

TVの映り込みを利用する!

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テレビドラマのロケ地になりそうなところにチラシを貼るわけです。実際に「昨日あのドラマに麿さんが映ってたよ」と言われることもしばしばでした。東京の主要な壁は「部屋」のチラシで埋め尽くしましたから。

※映画公開当時、東京がこんなポスターでゲリラ的に埋め尽くされた模様ww

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グレーなことをめちゃくちゃやっていますが、映画を知ってもらうためには何をすべきかということをしっかり考えて戦略的に行っていることがわかっていただけたかと思います。イイ作品だからとあぐらをかくのではなく、非常に攻撃的に攻めたからこそのヒットだということでした。
いい商品だから売れるわけではないのと一緒ですね。映画好きはもちろんですが、もっとハングリーに反骨精神をもってビジネスしていきたい人に激しくおススメの一冊です!!